back 代表理事 相澤英之 のメッセージ
       「地声寸言」
  2017.06.02リリース

第二百五十九回 <ドローン>
 「ドローン」の構造、機能、安全性、飛行距離、スピードなど、その性能については、不勉強だし、よく知らない。しかし、便利なものに発展することは間違いあるまい。さて、ドローンを自由に利用出来るようになった場合、何が起こるか、その対策をどうするかが、次の課題となる。
 四月五日の日経で「日通ドローンで在庫確認」という見出しを見て、こんなことも考えてみた。
 いろいろな物を運ぶのに、道路などでなく、空中を利用できるようになれば、随分便利になるに違いない。ただ、その場合、交通整理をどうするか、が大問題となる。ドローンで運んでいいもの、大きさ、安全性、ドローンが激突した場合の責任問題、第一飛行をどうコントロールするのか。どうせ無人飛行だから事故があった場合の責任をどおするか、駐機場の規制、第一に登録をどうする、軍事面への影響、それこそ空の交通の一大改革。
 もし、又、戦争にでもなったら、人が乗っていないドローン同志の戦斗ということになって、却って、戦争が起こり易くなるかも知れない。それも感心しない。
 とにかく、関係国がより集って、ドローンについて充分意見を交換し、ドローンの規制に関する何等かの協定をつくり、違反者に国際的な制裁を加えることを考え、それを実行するようにしかないではないか。
 えらく先走ったような議論をすると思われるかも知れないが、世の中は以前より遥かに急な勢いで回転しているのは、ビットコイン一つを取り上げてもわかるではないか。
 
 


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